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【完全解説】AWS認定資格 SAA おすすめ教材(無料・有料)

AWS認定資格の受験準備をする際に迷うのが、「何の教材で勉強するか?」ということです。

そもそも、どのような教材が存在しているのか、よく分かりませんし、調べるのも面倒です。最近は、以前よりも、様々な動画教材、書籍も充実してきた印象もありますが、あったらあったで、どれにすればいいかも迷ったりします。

今回はSAA(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)の試験対策教材を紹介したいと思います。

全AWS認定資格の中でも、SAAは比較的に様々な教材が揃っていますので、勉強もしやすいと思います。

やはり、勉強するのであれば、有料の教材を購入した方が、効率的ですが、意外とAWS公式から様々な無料動画も配信されていたりもしますので、参考にして頂ければと思います。

なお、SAA(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)の試験概要や、AWS認定資格全12種類のランキングは以下の記事で紹介していますので、あわせて読んで頂ければと思います。

 

SAA(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)試験対策教材一覧表

それでは、SAA(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)の教材を「AWS公式教材」、「動画教材:試験対策講座等」、「書籍:試験対策本」、それぞれ紹介します。

まずは、一覧で様々な教材を紹介したあとに、最後には、その中でもおすすめの教材をピックアップして紹介していますので、是非、参考にされてください。

AWS公式教材一覧

費用 言語 説明
AWS サービス別資料(Blackbelt) 無料 日本語
  • AWS公式のスライド、PDF資料、Youtube(blackbelt)がサービス毎に置いてあります。
  • 特定のサービスを集中的に理解したい場合にblackbeltはおすすめです。
  • 後ほど詳細を説明します。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C02) 試験問題サンプル 無料 日本語
  • SAAの予想問題10問、解説もあります。
  • 出題形式を確認したい場合に使用するのが良いかと思います。
The AWS Certification Quiz Show: Solutions Architect - Associate exam, Episode 6 無料 英語
  • 2人の女性が、SAAの問題を会話しながら説いていく面白い内容です。英語ですが。
  • APN(AWS Partner Network)アカウントでのログインが必要になります。(このアカウントは受験時にも必要になります。)

動画教材一覧(試験対策講座等)

認定資格試験の準備に動画教材はかなり有効です。やはり、テキストや、挿絵だけで学習するよりも、実際のマネージメントコンソール等を動画として見ていく方が、頭に入りやすく、また実用的であるとも言えます。

特に、SAA(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)の場合、日本語の動画教材も数多くありますの確りと理解する為に、動画教材を使っておいた方が良いでしょう。

今回は、SAAの資格試験、あるいは、初学者の方の為の動画教材を、各々特徴に触れながら説明しますので、教材選びの参考にして頂ければと思います。

Udemy

UdemyでAWSを学ばれている方はかなり多いのではないでしょうか?

試験対策に特化した講座もありますので、こちらでで紹介します。SAA受験のバイブルとなっているような教材もありますので、購入されて間違いないかと思います。

なお、Udemyでは、頻繁にセールを行っていますので、購入するのはセール時が良いです。セール時には数分の一の金額で購入が可能です。また、30日の返金保証がありますので、安心して購入できます。

書名/説明
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
言語:日本語
  • 出題ポイントを網羅的に説明してくれています。
  • 模試で勉強する前にまずは出題ポイントを網羅的に抑えたい方にピッタリです。
  • SAA受験をする人の多くが、本講座を購入すると言って過言ではないほど、定番化しています。
  • 後ほど詳細を説明します。
受講者:約37,000人
評価:4.2
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
言語:日本語
  • 1回分(65問)の予想問題+5つの論点毎に7問のテスト
  • かなり丁寧かつ・詳細な解説が付いている
  • 後ほど詳細を説明します。
受講者:約14,000人
評価:4.2
AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得
言語:日本語
  • 試験対策用ではありませんが、非常にわかりやすく説明されています。
  • もし、他の教材で分かりにくい、という方には、こちらがオススメです。
  • 別の記事で詳細を説明しています。
受講者:約21,000人
評価:4.4
超初心者がゼロからIT基礎知識とAWSの基礎力を獲得する講座【AWS操作を通してインフラやIT知識を獲得】
言語:日本語
  • こちらも試験対策用ではありませんが、非常にわかりやすく説明されています。
  • もし、他の教材で分かりにくい、という方には、こちらがオススメです。
  • 別の記事で詳細を説明しています。
受講者:約1,300人
評価:4.5

Whizlabs

英語にはなってしまいますが、Udemy以外にもAWS関連の動画教材を配信しているプラットフォームはいくつか存在します。

その中でも、特に評価が高いのが、アメリカのWhizlabsです。

実は、日本語のAWS認定資格はたまに翻訳が間違っていたり、日本語としては、問題があったりもします。エンジニアの中でも、英語をあわせて学習しスキルアップに繋げたい方、また、前述する日本語のAWS試験が肌に合わない方の中には、英語で受験する方もいます。

ご自身のステータス、キャリアプランにあわせて英語で受験してみても良い、という方にはオススメです。

言語 受講生数 説明
AWS Certified Solutions Architect Associate
英語 約85,000人
  • 無料模試(20問)、模試(675問)、約18時間のSAA試験に最適化された解説動画の3から構成されています。
  • 有料の模試と動画もUdemyよりもかなり安価な価格設定になっています。
  • 多くの受講生からかなり高い評価を得ているコースですので、内容としては、間違いないかと思います。
  • 英語にあまり抵抗がない、あるいは、英語で受験したいという方は是非。

書籍一覧(試験対策本)

試験の内容や特定のサービスを理解したり、出題ポイントを体系的に把握するという点では、書籍はかなり有効です。まずは、書籍を買って、その試験の内容、出題範囲、出題傾向等を把握する方も多いのではないでしょうか?

ただ、気をつけるべきなのは、書籍だけで合格はまず無理ということです。書籍の中では、「この一冊で合格」的なことは書いてありますが、実際は、かなり厳しいと思います。

今回、紹介する書籍は正直、どの本を選んでも問題ないと思います。全て、出題サービスを網羅的に捉えていますし、本の中に模擬問題も出てきて実用的な作りになっています。

ただ、(個人によって感想は異なるかとは思いますが)全て見た結果、最もわかりやすかった書籍については、オススメとして後ほど詳細を紹介します。

書名/説明
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
  • 定番となっている書籍です。
  • 出題ポイントが網羅的にまとめられています。
  • 模擬問題もついています。
  • Kindle版あり
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ
  • 出題ポイントが網羅的にまとめられています。
  • 初学者からでも、勉強しやすい内容。
  • 模擬問題を1回分をダウンロードすることができます。
  • Kindle版あり
この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
  • 出題ポイントを網羅的にまとめられています。
  • 用語集がついていますので、初学者には、使いやすいと思いました。
  • この3冊の中で、最も新しい参考書だからかもしれませんが、もっとも図解がわかりやすい印象です。
  • Kindle版あり
  • 後ほど詳細を説明します。

厳選!!AWS認定資格 SAAおすすめ教材

上記の教材一覧の中から特におすすめしたい教材を紹介します。複数種類の教材をうまく組み合わせることで、AWSに対するより深い理解、資格試験に対する十分な準備に繋がります。

今回、4つの教材を紹介しますが、SAAはこの4つの教材で十分ですこの4つを十分にやりこめば、合格できるだけの実力を養うことができますので、どの教材にしようか迷っている方は、参考にされてください。

AWS サービス別資料(Blackbelt)

AWS サービス別資料(Blackbelt)

このページの中にはBlackbeltと言われるオンラインセミナーがサービス毎にリスト化されています。スライドやPDFで資料を確認することは可能ですが、おすすめはYoutube動画です。

特定のサービスについて、集中的に約1時間のオンラインセミナーになっていますので、ポイントをかいつまんで動画を見れば、だいたい、どのようなサービスなのかということを理解することができます。

ただ、この動画を全てみていると、いくら時間があっても足りませんので、他の動画教材や模試や書籍を見ている中で、「やはり活字だけの説明ではきつい。。」という時に限り、Blackbeltを見ることをオススメします。

概要

  • 取扱サービス:ほぼ全サービス
  • 言語:日本語
  • 時間:動画1本あたり約1時間
  • 無料
  • その他、サービス毎の資料の閲覧も可能

 

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

出題ポイントとなるサービスを広く浅く捉えてくれているので、まずは、サービス全般を理解するという点では、この教材がベストだと思います。

試験対策と聞くと、模試や、解説が多いのかと思いきや(実際に模試は3回分も付属されています。)、ハンズオンで手を動かしながら進めていく箇所が多いので、試験用の知識としてだけでなく、しっかりと経験値を積めることは、良いと思います。

そして何より、良い教材であることは受講者の多さで証明されていると思います。

SAA(ソリューションアーキテクト-アソシエイト)の資格試験を考えているか否かに関わらず、まずは受けて損はないコースだと思います。

個人的な感想になってしまいますが、片手に参考書をもって、この動画を見るというのが非常に良いと思います。比較的初学者の方であれば、同じサービスでも、様々な側面からの説明・解説を見聞きすることで、記憶・理解が深まるからです。

概要

  • 取扱サービス:VPC、EC2、Route53、RDS、CloudFront、ELB、CloudWatch、IAM、SQS、SNS、Lambda、API Gateway、CloudFormation、KMS、ElasticCache、DynamoDB、Kinesis、Redshift、EFS、Aurora、AutoScaling等
  • 言語:日本語
  • 時間:30時間
  • 定価:12,000円
  • 受講生:約37,000人(2020年12月時点)
  • Udemy上の評価:4.2 (2020年12月時点)

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【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

SAAの試験準備として、模擬試験は必須と言っていいと思います。

例えば、動画教材や書籍にも模擬試験は1〜2回分、添付されてはいますが、それで十分かと言うと、正直物足りない感は否めません。

SAAの試験範囲はとにかく広いので、模擬試験1〜2回、つまり65〜130問程度で網羅できる試験範囲ではありません。

この模試教材であれば、6回分、合計390問もありますので、出題される可能性のある論点はほぼカバーできているといっても過言ではないと思います。

また、解説もかなり丁寧に書かれているので、回答を間違えた場合でも、何が問題だったのかを確りと理解することができます。(意外と模擬試験でも回答に十分な解説が付いていないものはあります。)

初学者の方はこの教材を何周もして、かつ、連続で高得点が獲得できるようになってから受験に臨むべきかと思います。

概要

  • 模擬試験内容:6回分(390問=6回×65問)
  • 言語:日本語
  • 定価:3,600円
  • 受講生:約14,000人(2020年12月時点)
  • Udemy上の評価:4.2 (2020年12月時点)

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この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集

この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
created by Rinker
アクセンチュア株式会社

上記で挙げた3冊はどれも良いものですが、最もわかりやすかったのは、この参考書でした。

とくに初学者の方にとっては、優しい内容になっている印象です。

例えば、AWS以前に知っておくべきIT用語であったり、頻出の単語に対して、単語の意味一覧が掲載してあります。学習をはじめて間もない頃は「この言葉どういう意味だっけ?」と何度も言葉の意味に戻りながら進めて行く形になるかとは思いますが、そのような時に有効ではないでしょうか?

また、複数のサービスが連結する場合、どのサービスがどのように互いに繋がっているのか、わかりにくくなるところもありますが、この参考書の図解は、そのあたり、丁寧に説明してくれている印象です。

ただ、タイトルにあるとおり「この一冊で合格」は難しいと思います。前述する、模試教材や、さらに網羅的に出題対象の各サービスについて説明している動画教材と組み合わせて勉強すすめるのがオススメです。

 

まとめ

SAAは全12種類のAWS認定資格の中でも、最も受験者が多い資格の一つかと思います。

それだけに、様々な教材が市販されていますが、一方で、貴重な時間をどの教材で勉強するのかについては、いろいろと考えてしまいます。

今回、ご紹介したオススメとして紹介した教材はその中でも、実際に購入した結果間違いないと思えるものばかりですので、もし、どれにするかを迷った場合、使ってみてはいかがでしょうか?

他のAWS資格試験についても教材をご紹介していきたいと思いますので、是非、参考にされてください。

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